仙台市泉区長命ケ丘にある眼科クリニック

宮城県仙台市泉区長命ケ丘2丁目21-1

ブランチ仙台ウエスト2F

tel.022-725-4801

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診療カレンダー Calendar

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午後休診

手術のため午後休診

休診

火曜日午前 : 9:00 ~ 11:30 
土曜日午前 : 9:00 ~ 14:30

休診日のご案内

仙台長命ヶ丘クリニックの休診日についてご案内いたします。

当院は、祝日・火曜日午後・木曜日午後・土曜日午後・日曜日が休診となります。

8月は通常通り診療いたします。
9月は9/22(月)が臨時休診となります。
そのため9/20(土)午後~9/23(火・祝)が休診となります。ご足労のないようご注意くださいませ。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

眼圧とは何のこと?

眼圧というのは、眼を内側から外側に押す力、すなわち内側からの圧力になります。

眼には血管から直接栄養をもらえない組織や構造があるため、眼内の液体を介在して、栄養をもらったり、老廃物を排出したりという、液体の循環があります。
眼圧に影響を与える要素としては、眼球内の構造や眼内にある組織、眼内を循環する液体の流れなどがあります。
からだの姿勢による変動、眼圧を測定する時間や季節による変動もあります。

眼圧を測定する場合、器械を用いて測定することになりますが、標準的な眼球の形をしたモデルに基づいた物理学的な計算を考慮した値が眼圧になります。
この標準的な眼球という基準から外れる眼の場合、眼圧を測定したり、眼圧値を評価したりする際、問題になることがあります。
角膜の表面に凹凸があったり、角膜が濁っていたり瘢痕があったり、角膜の厚さが厚い、薄い、乱視が強いなど、眼圧に影響を与える要素を加味する必要があります。
正しく眼圧が測定できたと仮定した場合、一般的には、角膜の厚みが厚い場合は高めに、薄い場合は低めの測定値になります。

緑内障の治療においては、眼圧を下げてコントロールをはかるというのが治療の基本になります。
緑内障の治療は継続が必要な病気なので、自分の検査結果を確認して記録しておくのも、治療のモチベーション維持のために良いと思います。

気になる症状がある方は、お気軽に泉区長命ヶ丘のブランチ内にある眼科・仙台長命ヶ丘クリニックまでご来院ください。お電話でのご予約がスムーズです。

眼圧が低いのに進行する緑内障

緑内障の治療は、眼圧を下げること。
これは、現在も数十年も前からも変わらない、緑内障の治療の基本になります。

昔ばなし風に言えば、高い眼圧を下げれば、緑内障になるのを防げる、緑内障の進行を抑えることができると、考えられていました。
しかしながら、世の中と同じように、病気の治療の世界も単純ではなく、眼圧が低くても緑内障になる人、眼圧を可能な限り下げたにもかかわらず、緑内障が進行していく人など・・眼圧が低いのに、どうして?と、考えたくなるケースが多々あります。

角膜の厚みが薄い場合、見かけ上、眼圧は低めの測定値になります。
レーシックなどの角膜手術を受けたことのある人の場合、極端なケースだと、測定値は5mmHg前後ということもあります。
測定時に、たまたま低めだったというように、眼圧には日内変動(1日のなかで測定時間による変動)、季節変動(四季による変動)があります。
からだの姿勢で眼圧が上がる(変動する)場合もあります。

眼圧検査は、多くの場合、椅子に座った状態(座位)で受けると思います。
座位では眼圧が低くても、仰向けになったり、うつ伏せになったり、横になったり、脚や腰が高め(相対的に頭が低め)の姿勢で寝たりすると、眼圧が上がってくる人がいます。
眼科の先生によっては、異論を唱える先生がいるかもしれませんが、視神経に対して、眼圧だけでなく、それ以外の何かが原因(誘因)となり、緑内障が進行するという人がいると考えられています。
視神経への血流が悪い(循環障害)など、からだの病気や問題が間接的に視神経に影響を与えていると考えらえるケースなどがあります。
最近の話題としては、睡眠時無呼吸症候群が緑内障の進行に影響を与えているというのがあります。
眼もからだの一部ですので、からだの病気や問題が、眼の病気の原因や悪化する原因の一つになっていると考えるのは、合理的な考え方ではないかと思います。

緑内障の治療をされている方にとって、からだの健康管理は眼の治療に役立つと考えてよいのではないかと、思います。

気になる症状がある方は、お気軽に泉区長命ヶ丘のブランチ内にある眼科・仙台長命ヶ丘クリニックまでご来院ください。お電話でのご予約がスムーズです。

当院の近視進行抑制治療について

泉区長命ヶ丘のブランチ内にある眼科・仙台長命ヶ丘クリニックでは、点眼薬による近視進行抑制治療を実施しています。
2025年春に販売承認された、リジュセアミニ点眼液0.025%による近視進行抑制治療となります。

治療の進め方

検査後、適応と判断されれば治療開始となります。
副作用等がなく、治療継続に問題がなければ、定期的に経過をみていくことになります。
検査や治療(診察)には事前予約が必要になります。ご希望の方は事前に当院へご連絡ください。

費用について

検査や薬剤の費用は全て自由診療(公的医療保険の対象外)となります。
なお、副作用等で治療を中止した場合でも、一旦処方した点眼薬については返品・返金に応じることはできません。あらかじめご了承ください。

治療スケジュール・料金

【初診(適応検査)】
診察・検査費用:8,250円(税込)
※初診の際、治療に同意いただければ、初回治療開始になります。

【初回(点眼治療開始時)】
診察・検査費用:2,970円(税込)
点眼薬費用 4,380円(税込)/30日分

【2回目(1か月後)】
診察・検査費用:3,850円(税込)
点眼薬費用 13,140円(税込)/90日分

【3回目以降(3か月後毎)】
診察・検査費用:3,850円(税込)
点眼薬費用 13,140円(税込)/90日分

【初回から約1年毎】
診察・検査費用:7,150円(税込)
点眼薬費用 13,140円(税込)/90日分

※診察・検査・薬剤費用は2025年6月1日の内容です。

近視進行抑制治療のご注意事項

本治療は、小児の近視の進行を抑えることを目的としており、完全に近視の進行を止めることはできません。
また、この治療は裸眼視力を回復させるものではありませんので、別途、近視の程度に応じて眼鏡などでの矯正が必要となります。

子供の目の見え方が不安な親御様などのご相談に応じますので、お気軽にご予約ください。

近視の進行抑制の目指すところ


近視の進行抑制が期待できるという薬剤が厚生労働省から認可され、2025年春から処方できるようになりました。
今までは、特殊なコンタクトレンズを就寝前に装用する方法しか近視の進行抑制のための治療法がなかったことを考えると、手軽さや継続しやすさという観点からも、おすすめしやすい治療法だと考えられます。

注意していただきたい点は、どちらの治療も、近視の進行がみられる年齢(一般的には学童から成人になるまで)の方が治療対象になるということ、近視の進行が完全に止まるわけではないこと、現状の近視が治るということではないことが挙げられます。

近視があることで生じる不利益として、屋外での活動時、スポーツのとき、眼鏡やコンタクトレンズの購入のための費用負担などが考えられます。
日本では毛嫌いされがちな話になりますが、上記については、個々人に対してのデメリットだけでなく、日本全体で考えたときに、国力や国富をそぐという視点でとらえる必要もあると思います。

眼科医療においては、近視の進行を抑制することができれば、加齢変化を意識する年齢になるころ、視力障害の原因となる眼疾患の発症や悪化のリスクを減らすことが期待できるのではないかということが、最大の目標(目的)になります。
裸眼の視力が低下しはじめてきた、眼鏡の度数を毎年強くしている、近視が強くなるのは親も近視だからあきらめているなど、治療を検討するきっかけやタイミングとして考えてもらえればと思います。

近視は眼鏡やコンタクトレンズを作成すれば終わりではなく、その人が必要とする視機能を維持したまま天寿を迎えるまでがゴールです。
すでに眼鏡やコンタクトレンズで矯正しているから、不都合を感じていないから、どうでもいいこととは考えず、少し先の将来のリスクについても考えてもらえると嬉しいです。

泉区長命ヶ丘のブランチ内にある眼科・仙台長命ヶ丘クリニックでは、点眼薬による近視進行抑制治療を実施しています。
子供の視力の低下が気になる親御様などのお悩みに自費診療で対応いたします。
ご希望の方は事前に電話でのご予約をお願いいたします。

近視による眼疾患のリスク

近視の強い人(強度近視)に網膜剥離や近視性の黄斑疾患のリスクが高いことは、眼科医の間では以前から知られていました。
視力障害の原因となるリスクに近視がどの程度影響するかを明らかにするため、疫学的な調査を行ったところ、事前に予想されていた以上に緑内障発症のリスクが高いことが明らかになりました。
緑内障の発症や進行のリスクが、近視の強さの影響を受けることも、明らかになりました。

分かりやすく言い換えると、近視の程度が強いほど、緑内障になる可能性が高く、治療を開始しても進行するペースが早く、視力低下(障害)を生じやすい、ということになります。

強度近視における緑内障の問題は、他にもあります。
緑内障であることを前提とした検査を行わないと、判断(発見)が難しいことがあげられます。
眼科の受診歴があるにも関わらず、緑内障が進行してから見つかるケースもまれではありません。
日本の健康保険制度上、強度近視という理由だけで、緑内障の検査を保険診療で行うことはできません。

泉区長命ヶ丘のブランチ内にある眼科・仙台長命ヶ丘クリニックでは、緑内障の早期発見のために、健診での眼底カメラ撮影やOCT検査のオプションなどを積極的に利用しています。
強い近視でお悩みの方、子供やご自身の目の見え方が不安な方はご相談に応じますので、お気軽にご来院ください。お電話でのご予約がスムーズです。

仙台市 国民健康保険加入者対象の特定健診について

診察する長命ヶ丘クリニックの医師
仙台長命ヶ丘クリニックは、仙台市が実施している基礎健康健診の眼底検査登録医療機関となります。
ご希望の方は内科での健診後、眼底検査依頼票を持参のうえ当院までご来院ください。

※事前のご予約は不要です。

対象者は下記の通りです。

  • 35歳~39歳の方
  • 75歳以上の方
  • 65歳~74歳で障害のため後期高齢者医療制度加入の方
  • 35歳以上の生活保護受給の方
  • 35歳以上の中国残留邦人等に対する支援給付受給の方

受診期間
令和7年(2025年)7月~9月、1月

仙台長命ヶ丘クリニックはご予約優先となっております


仙台長命ヶ丘クリニックでは、待合室での混雑や待ち時間短縮を図るため、初診・再診ともできるだけご予約をお願いしております。
診察についても、ご予約された方を優先してご案内させていただいています。
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

仙台長命ヶ丘クリニックは、初診の方でもお電話でご予約が可能です。
当日の診察希望であっても、比較的空いている時間をご案内できる可能性がありますので、受診前にお電話でのご連絡をお願いします。

仙台長命ヶ丘クリニックではクレジットカードでのお支払いも可能です


仙台長命ヶ丘クリニックでは、
診察後のお支払いにクレジットカードのご利用が可能です。

▼取り扱いカード
MUFG/ニコス/VISA/Master/UC/銀聯カード

ご来院前にわざわざ現金を準備せずとも、コンタクトレンズのお支払いなどにご利用いただけます。
クレジット会社のポイントも貯まっておトク♪
ぜひ便利にご活用ください!