仙台市泉区長命ケ丘にある眼科クリニック

宮城県仙台市泉区長命ケ丘2丁目21-1

ブランチ仙台ウエスト2F

tel.022-725-4801

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近視の進行抑制の目指すところ


近視の進行抑制が期待できるという薬剤が厚生労働省から認可され、2025年春から処方できるようになりました。
今までは、特殊なコンタクトレンズを就寝前に装用する方法しか近視の進行抑制のための治療法がなかったことを考えると、手軽さや継続しやすさという観点からも、おすすめしやすい治療法だと考えられます。

注意していただきたい点は、どちらの治療も、近視の進行がみられる年齢(一般的には学童から成人になるまで)の方が治療対象になるということ、近視の進行が完全に止まるわけではないこと、現状の近視が治るということではないことが挙げられます。

近視があることで生じる不利益として、屋外での活動時、スポーツのとき、眼鏡やコンタクトレンズの購入のための費用負担などが考えられます。
日本では毛嫌いされがちな話になりますが、上記については、個々人に対してのデメリットだけでなく、日本全体で考えたときに、国力や国富をそぐという視点でとらえる必要もあると思います。

眼科医療においては、近視の進行を抑制することができれば、加齢変化を意識する年齢になるころ、視力障害の原因となる眼疾患の発症や悪化のリスクを減らすことが期待できるのではないかということが、最大の目標(目的)になります。
裸眼の視力が低下しはじめてきた、眼鏡の度数を毎年強くしている、近視が強くなるのは親も近視だからあきらめているなど、治療を検討するきっかけやタイミングとして考えてもらえればと思います。

近視は眼鏡やコンタクトレンズを作成すれば終わりではなく、その人が必要とする視機能を維持したまま天寿を迎えるまでがゴールです。
すでに眼鏡やコンタクトレンズで矯正しているから、不都合を感じていないから、どうでもいいこととは考えず、少し先の将来のリスクについても考えてもらえると嬉しいです。

泉区長命ヶ丘のブランチ内にある眼科・仙台長命ヶ丘クリニックでは、点眼薬による近視進行抑制治療を実施しています。
子供の視力の低下が気になる親御様などのお悩みに自費診療で対応いたします。
ご希望の方は事前に電話でのご予約をお願いいたします。

近視による眼疾患のリスク

近視の強い人(強度近視)に網膜剥離や近視性の黄斑疾患のリスクが高いことは、眼科医の間では以前から知られていました。
視力障害の原因となるリスクに近視がどの程度影響するかを明らかにするため、疫学的な調査を行ったところ、事前に予想されていた以上に緑内障発症のリスクが高いことが明らかになりました。
緑内障の発症や進行のリスクが、近視の強さの影響を受けることも、明らかになりました。

分かりやすく言い換えると、近視の程度が強いほど、緑内障になる可能性が高く、治療を開始しても進行するペースが早く、視力低下(障害)を生じやすい、ということになります。

強度近視における緑内障の問題は、他にもあります。
緑内障であることを前提とした検査を行わないと、判断(発見)が難しいことがあげられます。
眼科の受診歴があるにも関わらず、緑内障が進行してから見つかるケースもまれではありません。
日本の健康保険制度上、強度近視という理由だけで、緑内障の検査を保険診療で行うことはできません。

泉区長命ヶ丘のブランチ内にある眼科・仙台長命ヶ丘クリニックでは、緑内障の早期発見のために、健診での眼底カメラ撮影やOCT検査のオプションなどを積極的に利用しています。
強い近視でお悩みの方、子供やご自身の目の見え方が不安な方はご相談に応じますので、お気軽にご来院ください。お電話でのご予約がスムーズです。

定期的な眼科検診で目の健康を守りましょう


健康診断の1つとして、眼科で眼底写真を撮影していても、目の病気はなかなか見つけられません。白内障や撮影の条件などで、無散瞳(通常の瞳の大きさ)で眼底を撮影しても、必要な情報が映らないことがあるからです。

また、40歳をすぎると緑内障の有病率(緑内障と診断される人の割合)が高くなってきますが、初期の段階では「目がかすむ」「ちょっと見えにくい」程度なため、なかなか診察を受けるまでに至らないことが多いようです。

異常を自覚してからの治療では、回復に限界があることが多いので、異常を自覚する前に目の病気を見付けること、発症するリスクを減らすことがポイントになってきます。
できるだけ何も自覚のないうちに、大切な目の定期検診を受ける習慣をつけましょう。

カラコンの使い方、本当に大丈夫?
目のトラブル予防のために

カラーコンタクトレンズの使用が若い世代を中心に広がる一方で、目のトラブルも増えています。

特にインターネット通販で購入し、眼科での処方を受けずにカラコンを使用し続けるケースが多く、適切に検診を受けないと、角膜潰瘍などの重い障害につながることもあります。

カラコンは一般の透明レンズに比べて酸素透過性が低く、正しいケアや使用方法を守らなければ、眼障害のリスクが高まります。
目の健康を守るためには、必ず眼科で適切な使用方法について指導を受け、安全性が確認された製品を使用することが大切です。

カラコンを使用する際は、下記のことに気を付けて使うようにしましょう。

  • レンズの使用期限を守る
  • 繰り返し使用ができるレンズは、レンズケアを毎回正しく行う
  • 個人輸入のカラーコンタクトレンズは、日本において安全性が確認されているわけではないため十分に注意を
  • 使用中に少しでも異常を感じた場合は、すぐに使用を中止し、眼科を受診する
  • 目に異常を感じていなくても、眼科で定期検査を受ける

気になる症状がある方、お気軽に仙台市泉区長命ヶ丘にある眼科・長命ヶ丘クリニックへお気軽にご相談ください。

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「利き目」とは?

睫毛貧毛症(まつげひんもうしょう)の治療

手に右利き・左利きがあるように、目にも「利き目」があるといわれています。

望遠鏡をのぞき込むときに使う目、それがあなたの「利き目」です。眼科的には「優位眼」とも呼びます。
左右によって見え方に違いがあると、よく見える目ばかりを使うようになり、それが「利き目」になることがあります。

ご自身の「利き目」を把握しておくと、長時間着けても疲れにくい眼鏡やコンタクトを選ぶ基準になることも。

一方で、片方の目ばかりを意識して酷使してしまうと、過度な負担がかかって、眼精疲労や頭痛などの体調不良に繋がることがあります。
また、「利き目」ではないほうの目の視力が落ちやすい、視野が狭くなるという方もいます。

視力の左右差や目の疲れなどでお悩みの方、改めて眼科で視力を図り、正しい眼鏡やコンタクトレンズを選んでみませんか?
いつでもお気軽に仙台にある眼科「長命ヶ丘クリニック」にご来院ください。

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日常生活でできるドライアイ対策

日本でドライアイに悩んでいる人は推計2,200万人と言われています。
ドライアイのケアには下記の方法がおすすめです。

  • パソコンやスマホを見ているときは意識してまばたきをする
  • パソコンのモニターは見下ろす位置の方がおすすめ
  • 室内の乾燥に十分注意する
  • 毎晩睡眠をしっかりとる
  • 自分に合ったストレス解消法を身に着ける
  • 禁煙する
  • 蒸しタオルや市販のアイマスクでまぶたを温める

それでも改善しないドライアイには、眼科で適切な治療を受ける必要が。点眼薬、眼軟膏、抗菌薬などの処方が一般的です。
また、自費診療になりますが、光を使ってマイボーム腺の詰まりを解消するIPL治療という治療法もあります。

ドライアイ治療について気になる方はいつでも仙台長命ヶ丘クリニックまでご相談ください。

目薬、正しく保管できていますか?

今年の夏は大変暑かったですね。
室内でもエアコンが点いていないと30度以上になることもあったと思います。

そんな時に心配なのが目薬の保管場所。
常温保存だから大丈夫と思っていても、室内で30度を超すようなところに置いていると、目薬の成分が変質してしまいます。

他にも湿布材の近くに置いたり、油性ペンで目薬のボトルに直接文字を書いたりすると、揮発成分が目薬の容器を通って点眼液に溶け込んでしまう場合があるのです。

目薬を正しく保管していないと、目の角膜が傷ついてしまったり、その他さまざまな悪影響が考えられます。

ご自宅で保管している目薬は大丈夫ですか?不安な場合はなるべく早めに新しい目薬をもらうようにしましょう。
いつでもお気軽に仙台にある眼科「長命ヶ丘クリニック」にご来院ください。

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マイボーム腺機能不全(MGD)とは?


眼の器官の一部であるマイボーム腺には、涙に必要な脂分を分泌する働きがあります。そのマイボーム腺が汚れや炎症などの理由で詰まり脂が足りなりドライアイの症状を引き起こすのがマイボーム腺機能不全(MGD)です。

症状はドライアイに似ていますが、以下のセルフチェックでマイボーム腺機能不全の可能性があるかどうか調べてみましょう。

【MGDセルフチェック】

  • 目が疲れる(眼精疲労)
  • 目がゴロゴロする
  • 目が乾く
  • 目が不快/つねに目が気になる
  • 目が痛い
  • 目ヤニが出ている感じがする
  • 涙が出る
  • まぶたが熱い

ドライアイを引き起こすマイボーム腺機能不全の治療法には点眼薬、眼軟膏、抗菌薬が使われます。また、自費診療になりますが光を使ってマイボーム腺の詰まりを解消するIPL治療という治療法もあります。

ドライアイの症状にお悩みの方は仙台長命ヶ丘クリニックまでご相談ください。

夏の目の紫外線対策とドライアイ対策

仙台も梅雨入りしましたが、気温も上がる日も増え夏の訪れを感じる季節となりました。
これから夏の時期は日差しが強くなり、紫外線やエアコンによる乾燥が目の疲れに影響を与えることがあります。今回は目の紫外線対策とドライアイ対策についてご紹介します。

1.紫外線対策

夏の強い紫外線は、角膜や水晶体にダメージを与え、白内障や黄斑変性症のリスクを高める可能性があります。
外出する際にはUVカット機能のあるサングラスや眼鏡、UVカットコンタクトレンズを着用しましょう。また、帽子や日傘を活用するのもおすすめです。強い日差しを浴びたあとは目を冷やしたりケアをしましょう。

2.ドライアイ対策

夏のエアコンの使用や屋外での風は、目が乾燥しやすくなります。エアコンや扇風機の風が目に直接当たらないように風向きの調整や乾燥しないように目薬を使用し、部屋も適度な湿度を保つよう心がけましょう。特にパソコンやスマートフォンを長時間使用する場合は、適度に休憩をとり1時間に15分くらいは目を休ませることが大切です。

夏場に限らず定期的な眼科検診は非常に大切です。早期発見・早期治療が目の健康を守る鍵となりますので、少なくとも年に一度は眼科検診を受けるようにして、気になる症状がありましたらいつでも仙台長命ヶ丘クリニックまでご相談ください。

花粉症の目のかゆみについて


2月に入り花粉症の季節が近づいてきました。
2024年のスギ花粉の飛散開始時期は2月下旬で、ピークは3月上旬中ごろから下旬までと予測されています。花粉の飛散量は例年よりやや多いと言われています。

いつも花粉の時期に目のかゆみが辛い方には、症状を和らげるために初期治療をおすすめします。花粉が飛散する2週間ほど前から抗アレルギー剤の点眼や内服を始めると、症状が出るのを遅らせたり症状を軽くできる可能性があります。

例年、花粉症の症状にお悩みの患者様はご相談ください。